Adobe Spryを使ってXMLを読み込むときに、XMLの中のマークアップを理解して、HTMLとして表示したいときがあります。

例えば下記のようなXMLの場合、XMLの構造を壊さないようにまずCDATAを使います。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<entries>
	<entry>
		<content>この部分は<strong>太字</strong>にしたいところです</content>
	</entry>
</entries>

↓該当箇所をCDATAで囲む

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<entries>
	<entry>
		<content>
		<![CDATA[
		この部分は<strong>太字</strong>にしたいところです
		]]>
		</content>
	</entry>
</entries>

あとは、setColumnType();を使って、明示的にデータの型を次のように示してやります。

var ds1 = new Spry.Data.XMLDataSet("data.xml", "entries/entry");
ds1.setColumnType("content", "html");


setColumnType();は、もともとはソートをかけるときなどに、その列が文字列なのか数字なのか日付なのかなどのデータ型を宣言するためのもののようです。